ノルディックスキージャンプラージヒル

スキージャンプは、1924年にシャモニーで開催された第1回冬季オリンピックでデビューして以来、冬季オリンピックの主要な種目となっている。

ノルディック2022
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北京2022スキージャンプ会場は、張家口にある国立スキージャンプセンターで行われる。コース(世界初の常設コース)は、長さ164m、高さ60m、最も広い部分で34m。大会では、ジャンプの飛距離とスタイルが評価の対象となる。距離は、テイクオフポイントからジャンパーが着地する場所まで、ランディングヒルのカーブに沿って計測される。女子メダル有力候補として、近年、誰もがその名を口にするのが高梨沙羅である。ワールドカップ歴代個人最多通算勝利数(男女を通じて最多の61勝)の記録保持者である高梨は、自身3度目のオリンピックで悲願の金メダルを目指す。

男子ラージヒルの有力選手は、カール・ガイガー(ドイツ)とピオトル・ジワ(ポーランド)、そして日本の小林陵侑が有力選手となりそうだ。また253.メートルのスキーフライング世界記録を持つシュテファン・クラフト(オーストリア)も忘れてはいけない選手だ。クラフトは、2021年世界選手権のラージヒルで2度目となる優勝を果たした(ノーマルヒルを含めると3度目)。 ワールドカップや世界選手権の成績を考えれば、北京2022の注目選手として期待される。オッズについては下記をご参考ください。

小林歴史的金メダル獲得になるか?

北京五輪のスキージャンプ男子個人ノーマルヒルで、小林陵侑選手が日本勢の大会1号となる金メダルに輝いた。しかもその日は、笠谷幸生選手がジャンプの個人金メダルを獲得し、日の丸飛行隊が表彰台を独占した1972年札幌五輪から、ちょうど50年となる日だった。ブックメーカー日本オッズスポーツベットアイオー(2月8日付)を見てみると、小林選手が2.15倍で一押しとなっている。2番人気は小林選手のライバルドイツ出身カール・ガイガー選手7.20倍、3番人気はスキージャンプ本場ノルウェー出身マリウス・リンビク選手7.8倍だ。大穴狙いでは佐藤幸椰選手45.0倍だろう。なぜかというと彼は2017年札幌で開催されたアジア冬季競技大会でジャンプラージヒル、ノーマルヒルの2つの金メダルを獲得しているからだ。ブックメーカーは随分良いオッズを与えているように思える。